みなさんこんにちは!
名古屋市瑞穂区弥富通のオオヤ歯科医院です(^_^)
3月に入り暖かくなったと思ったら、寒の戻りで寒くなったりと体調を崩しやすい季節となりましたが、皆さんは大丈夫でしょうか。
一雨ごとに春に近づいてきますが、風邪などひかぬようお気を付けください。
さて、皆さんは「ドライマウス」をご存じでしょうか。
「ドライマウス」とは唾液の分泌量が減り、お口の中が乾燥する症状のことです。
起こる原因は年齢、薬の副作用、全身疾患、放射線療法など様々です。
唾液には、口の中の糖を洗い流す、細菌の出した酸を中和する、溶けた歯を再石灰化するなどいろいろな働きがあり、虫歯に対する最大の防御因子です。
なので唾液の分泌が少ないドライマウスの方は、虫歯に対しての防御が弱く、リスクが高いと言えます。
では、ドライマウスの方はどういうことを気を付けたらいいのでしょうか?
まず酸を洗い流す作用が低下しているので、食後すぐの歯磨きが有効です。
歯磨きの時には酸を中和させるよう高濃度フッ素配合の歯磨き粉の使用をお勧めします。
プラスでフッ素入りのうがい薬や、歯科で高濃度フッ素化物の塗布も定期的にしてもらうとより予防に繋がります。
また唾液の分泌を促すために、キシリトールガムを嚙むこともカリエスリスクを下げるのに有効です。
ドライマウスは虫歯のリスクが高い状態ですが、歯科での定期健診プラスおうちでのセルフケアで一緒に葉を守っていきましょう(^o^)