みなさんこんにちは!名古屋市瑞穂区のオオヤ歯科医院です!
寒い日が続いておりますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
今日は、金属アレルギーについて少しだけお話しようと思います!
実は4人に1人は金属アレルギーだと言われています。特にニッケルに関しては3人に1人ともいわれているんです!ではなぜ、症状として出てこないのでしょうか?
簡単な仕組みを説明するために、人の体を、コップだと思ってください。
コップに水を入れていきます。ある程度は水をためることができますが、コップの容量以上に水を入れ続けていくと、水はどんどんあふれてきますよね?
人の体もコップと同じなのです。体内に一定量の金属イオンがたまっても、症状としても何も起こりません。しかし、金属イオンの量が体内の一定量を超えてしまうと、体に症状として表れてしまいます。
特に女性は、アクセサリーを身に着けることが多いため、男性より金属アレルギーになる確率が高いと言われています。
当医院でも、銀歯からセラミックに変えたところ、手荒れが改善された方もいらっしゃいます。
ちなみに、金(ゴールド)は金属イオンが発生しにくいため、アレルギーは起こらないと言われています。
歯の被せ物を決める時、人の価値観はそれぞれですので、銀歯か白いセラミックか、見た目を重視する方もいれば、保険内でやるのか、保険外でやるのか、金額を重視する方もいらっしゃいます。
金属アレルギーについて、すごく過敏になる必要はないかもしれませんが、歯の被せ物を選択するのは、患者さん自身ですので、金属アレルギーについて知る権利はあるかと思います。
「今、口の中にたくさん銀歯があるから金属アレルギーになるのでは!?」と不安になる方がもしいらしたら、今以上に銀歯を増やさなければ問題ありません。多少銀歯を減らすことは有りですが、すべてをやり替える必要はないと思います!
今回は金属アレルギーが歯科とどんな関わりがあるかを簡単に説明させていただきました!もし銀歯を入れないといけなくなった時に、こんな話があったなと、少しでも思いだしていただき、最適な選択の手助けになれたらと思います!