こんにちは!名古屋市瑞穂区彌富通のオオヤ歯科医院です!
暑い日が続いていますが、皆さんいかがお過ごしですか?
水分補給をして熱中症には気を付けましょう!!
今日はフッ素について、簡単に説明していこうと思います。
「歯医者でフッ素してもらえば大丈夫!」たまにそんな方を見かけることがあります。
それは間違えです!!フッ素を歯医者で塗ってもらっても、虫歯になる人はなります。
フッ素と合わせてやらなけらばいけないことがあります。
それは、「しっかりと歯の表面についた汚れを取る」ということです。
よくよく考えれば当たり前ですが、歯の表面に歯垢(プラーク)がついている状態でフッ素を塗ったところで、歯垢(プラーク)の上にフッ素をのせているだけです。歯には何の効果もありません。
「フッ素入り歯磨き粉」も歯ブラシをしっかり行い、磨き残しがない状態で使用しないと意味がありません。
フッ素の効果ですが、「歯を強くしますよ!」とよく耳にすると思います。簡単に言ってしまえばあっているのかもしれませんが、厳密にいうと「虫歯になりかけている(歯が溶けてきている)歯の進行を遅くする」といったほうが正解かもしれません。「歯の質を強化する」ではなくて「歯が溶けやすくなっている状態を溶けにくくする」ととらえてください。
まとめですが「フッ素はただ塗るだけ」「フッ素入りの歯磨き粉を使用するだけ」では効果は得られません。歯ブラシをして磨き残しがない状態で使用しなければ意味がありません。フッ素を塗っているから、使っているからで安心は絶対にしないでください!
正しい知識を持って、一緒に予防をしていきましょう!