皆さんこんにちは。
名古屋市瑞穂区弥富通のオオヤ歯科医院です。
4月になり新しい生活がスタートした方も多いと思います。寒暖差も激しいので、皆さん風邪をひかないように気を付けて下さい。
さて、皆さんは口呼吸のデメリットをご存じですか?
子どもの頃、口をぽかんと開けてテレビを見ていたりすると、「お口を閉じなさい」と言われた経験のある方もいるのではないでしょうか。
実は、口呼吸にはこんなにも悪影響を及ぼします。
- 風邪をひきやすくなる
口呼吸の場合、ウイルスなどがダイレクトに気管に入ってくるため風邪をひきやすくなったり、感染症にかかりやすくなります。
- 虫歯、歯周病、口臭の原因になる
唾液には「リゾチーム」という酵素が含まれており、これが口の中のばい菌の繁殖を抑え込んでいます。口呼吸をすると唾液が乾燥し、リゾチームの働きが悪くなり虫歯や歯周病、口臭などお口のトラブルを起こしやすくなります。
- 酸素の摂取量が落ちる
口呼吸は鼻呼吸に比べ酸素の摂取量が少なくなります。脳に十分な酸素が供給されず集中力が低下し、代謝も落ちます。
- 顔の筋肉が劣化する
口をいつも開けていると顔の筋肉が劣化して筋肉がたるむだけでなく、前歯が押し出されて歯並びが悪くなる可能性もあります。
- 睡眠時無呼吸症候群の引き金になる
口を開けて寝ていると舌が後方に落ち込んで気道をふさぎ、睡眠時無呼吸症候群を引き起こすおそれがあります。
口が渇きやすい、気が付くと口が開いている、いびきがひどいという方は、無意識のうちに口呼吸が習慣化しているかもしれません。
最初は慣れなくて苦しいかもしれませんが、自分で気づいた時に意識して口を閉じて鼻呼吸するようにしてみて下さい。